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マンガ

原作漫画「告白(コンフェッション)」のあらすじとみどころと感想※実写映画化!秀逸なストーリー、最初のページのセリフの意味とは

告白(コンフェッション)のあらすじとみどころと感想

生田斗真主演で、2024年5月に映画化が決まったのが、告白(コンフェッション)です。

原作が、カイジの福本伸行、作画が沈黙の艦隊のかわぐちかいじという贅沢なタッグの漫画。

全1巻完結の作品ですが、設定、ストーリーがとても秀逸な作品です。

ちなみに告白、コンフェッションというタイトルですが、
コンフェッションの英語での意味は自白に近いようです。

特に面白いのが最初のページ

聞いてしまった
あいつが・・・
悪いのだ・・・・!!

これがどういう意味なのか!

とても読み応えのある作品です。

告白(コンフェッション)のあらすじ

登場人物は二人。

J大学山岳部OBの浅井と石倉です。

二年に一度、尾張山に登ることになとが恒例ですが、この年は、みんなの都合がつかず、実際に登ったのは、浅井と石倉の2人だけ。

しかし、第3山小屋にたどり着く途中、ブリザードに遭い、二人は遭難してしまいます。

しかも、石倉は、途中の事故で、足を骨折し、ろくに動けない状況。

絶対絶命のピンチの中、死を覚悟した石倉は、自分が過去に犯した殺人を告白します。

自分を置いて行けとでも言うのかと、察する浅井・・・。

しかし、その時、彼らの前に、山小屋が出現し、一命をとりとめます。

死ぬことを意識したからこそ、告白した罪。

でも、助かってしまった。

山小屋という密室の中、殺人を告白したものと、告白されたものの、恐怖の一夜がはじまります。

告白(コンフェッション)のみどころと感想

助かってしまったという秀逸な設定

告白の一番面白いところは、殺人の告白をしたのに助かってしまうという秀逸な設定です。

マンガ沼というテレビ番組で、かまいたちの山内さんが、コントのような設定と言っていました。

確かに、ちょっと視点を変えれば、笑ってしまう展開です。

でも、かわぐち先生の絵の力もあり、重厚なサスペンスホラーになっています。

死を覚悟したからこそ、最後に良いことをしようとした人間が、助かりそうになったことで、悪に堕ちる。

すごい設定です。

密室で繰り広げられる怖い夜

遭難したもの同士、山小屋では、助け合わないといけないはずです。

でも、その前の告白で、助かったという安堵が、一転し、疑念の夜に変わります。

口火を切るのは、一本の電話。

山小屋で繰り広げられるバトルというか、だまし合いは、面白いです。

映画になっても、面白くなりそうなのはこの部分だと思います。

冒頭のセリフ

全部読んで、思わず唸ったのがが、冒頭のセリフです。

聞いてしまった
あいつが・・・
悪いのだ・・・・!!

このセリフ、もう一度、最後に出てきます。

これが何を意味するか・・・。

一気に読めて面白いのですが、最後にひっくり返ります。

福本先生にしてやられる漫画です。

映画「告白 コンフェッション」※2024年5月公開

この漫画は、2024年5月に、実写映画として、公開されます。

主演の生田斗真で、浅井啓介役。

W主演のもう一人が、登場人物の設定が変わりますが、韓国人留学生リュウ・ジュン役が、ヤン・イクチュンで、漫画の石倉役ですね。

生田斗真さんは、土竜の唄などでおなじみ。

ヤン・イクチュンさんは、ネットフリックスの地獄がよんでいるのチン・ギョンフン役のほか、岸善幸監督のあゝ、荒野 にも、出演されています。

監督は、山下敦弘さん。

作風は違いますが、カラオケ行こ。の監督さんです。

面白そうです。

まとめ:ストーリーに驚いてほしい

実写映画の予告編のコメントに、決まずすぎて笑ったって、ありました。

とにかく決まずい状況ですが、そこが面白くもあり、怖いです。

浅井と石倉の対比がとても面白く。

告白するものと、されたもの。

強いものと、弱いもの。

その立場が交互に変わっていきます。

そして、ラスト。

最後に驚きました。

ぜひ読んで、この気持ちを感じてください。

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