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映画「ブレット・トレイン」の感想※原作読まずに楽しめるけど、機関車トーマスの予習は必要なおバカアクション映画

映画「ブレット・トレイン」の感想

伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をもとにした最高のハリウッドアクション映画がブレット・トレイン(弾丸列車)です。

舞台は、東京と京都を結ぶ高速列車「ゆかり号」。まあ、新幹線です。

ブラッドピット演じる不運な男レディバグが、ブリーフケースを奪って、次の駅に降りるだけの簡単な仕事を請け負ったはずが、不運でどんどん殺し屋に狙われていく映画です。

原作は、落ち着いたミステリーだったようですが、映画は、ドタバタおバカアクション。

小説読まなくて全然楽しめるけど、意外に設定は小説どおりと、佐久間宜之さんがラジオで言ってました。

読んでないから分かりませんが、ラストの展開は、小説では書けない展開です!

ぶっちゃけ小説よりも、機関車トーマスの方が大事ですね!

最初は、ストーリーを見失いましたが、後半は伏線が、強引に回収されて、最高に笑えて、楽しい映画でした。

まさかのカメオ出演、まさかの挿入歌もあって、おすすめの映画です。

映画「ブレット・トレイン」の基本情報

映画名 ブレット・トレイン
公開日 2022/9/1
上映時間 126分
製作会社 コロンビア ピクチャーズ・87ノース・プロダクションズ
原作 伊坂幸太郎
脚本 ザック・オルケウィッツ
監督 デヴィッド・リーチ
公式サイト https://www.bullettrain-movie.jp/

映画「ブレット・トレイン」のあらすじ

世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車「ゆかり号」でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。
簡単な仕事のはずが、次から次へとゆかり号に乗ってくる殺し屋たち。
彼らに狙われ、降りたくても、降りられない!最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たちを乗せたまま終着点・京都へと走る・・・
やがて明らかになる乗り合わせた10人の過去と因縁。そして京都で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デス!
思いもよらない展開が連続するミステリー・アクション!
※公式サイトより引用

映画「ブレット・トレイン」の予告編

映画「ブレット・トレイン」の登場人物と監督

レディバグ / ブラッドピット

主人公は、レディバグ。

ちなみにレディバグは、日本語ではテントウムシ、幸運を呼ぶ虫だそうですが、彼は不運な殺し屋です。

殺すつもりはないものの、ターゲットがなぜか死んでしまう、そんな星の下に生まれました。

本当に最後の最後まで、笑ってしまうくらいに不運なところを、良い感じにブラッドピットが演じています。

タンジェリン / アーロン・テイラー=ジョンソン

タンジェリンは、日本ではみかんです。

レモンとコンビで活躍する腕利きの殺し屋。

レモンと兄弟のように仲が良い役を、アーロン・テイラー=ジョンソンが演じています。

アーロン・テイラー=ジョンソンは、キックアスの主人公や、アベンジャーズのクイックシルバーや、最近では、テネットのアイブスを演じています。

レモン / ブライアン・タイリー・ヘンリー

タンジェリンとコンビの黒人のイギリス人の殺し屋です。

機関車トーマスがとても好きで、人をトーマスのキャラで例えます。

タンジェリンとともに、レディバグにからむ重要なキャラです。

演じるのは、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ゴジラvsコングのバーニーや、エターナルズのファストスを演じています。

プリンス / ジョーイ・キング

イギリス人の女子高生がプリンスです。

女子ですが、わけあって王子と名乗っています。

原作を読んだ人ならおなじみの重要キャラ。

演じるのは、ジョーイ・キングです。

キムラ

息子のワタルを重傷に追いやった犯人に復讐するためにゆかり号に乗るのがキムラです。

演じるのは、アンドリュー・小路。

日本人の父親と、イギリス人の母親の元、イギリスで育った彼、GIジョー:漆黒のスネークアイズでは、ストームシャドーを演じました。

エルダー

真田博之演じるのが、長老ことエルダーです。

キムラの父親であり、剣の達人です。

後半、キレキレの刀アクションを見せてくれます。

日本人だけに、刀の使い方は、完璧です。

ホワイト・デス

世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道な男。

日本に入り、ヤクザ組織を乗っ取り、でかくなったロシア人です。

ロシアンルーレットっぽい、ガンアクションがカッコイイです!

エルダーと因縁があります。

演じるのは、マイケル・シャノン。

193cmの長身で、マン・オブ・ステールでは、ゾッド将軍を演じました。

ウルフ

メキシコNo.1の殺し屋であり、妻を殺された復讐のため、日本に来ました。

レディバグに最初に戦いを挑む殺し屋です。

演じるのは、バッド・バニー。

プエルトリコ生まれのミュージシャンです。

ホーネット

毒使いの暗殺者です。

まさかの姿で現れます。

演じるのは、ザジー・ビーツ。

デッドプール2のドミノ役でおなじみです。

監督:デヴィッド・リーチ

監督は、デヴィッド・リーチです。

元スタントマンで、ブラッドピットが主演で人気のファイトクラブでは、ピットのスタンダダブルを演じていました。

監督としては、ジョン・ウィック、アトミック・ブロンド、デッドプール2、ワイルド・スピード/スーパーコンボなどの大作の監督をしています。

映画「ブレット・トレイン」の感想

オールキャストもののアクション

ブラッドピット主演の映画ですが、すべての登場人物に見せ場があるオールキャストもののアクション映画です。

58歳のブラッドピットもキレキレのアクションを見せますが、ほかのキャラのアクションもカッコイイ!

後半大活躍する真田博之こと、エルダーの剣さばきは、さすが日本人。

カッコイイです。

裏の主人公?タンジェリン&レモン

メインのキャラじゃないはずなのに、ずっとストーリーに絡んでくるのがタンジェリン&レモンです。

カッコいいのは白人のタンジェリンですが、大事なのが黒人のレモン。

機関車トーマス好きで、人をすべてトーマスで表すレモン。

おとぼけキャラ、コメディキャラと思いきや、めっちゃ良い奴で、めっちゃストーリーにからんできます。

今から映画を見る人は、レモンの言葉・行動を要チェックです。

機関車トーマスがカギを握る


マリアビートルでにも登場するのが機関車トーマスの話。

しっかりストーリーのカギを握ります。

大事なのは、各キャラの性格。

各キャラの紹介は、公式サイトが工事中なので、プラレールのページを見てください。
→プラレールトーマスシリーズ

主人公のトーマス、お友達のパーシー、真面目なゴードン。

そして、いじわるで暴れん坊のディーゼル。

誰がディーゼルか?

ストーリーのカギはそこです。

ザ・ボーイズでおなじみ福原かれんが登場

ストーリーにはからんできませんが、ザ・ボーイズのキミコ役でおなじみの福原かれんも登場します。

舞台が新幹線だけに、売り子さんで登場します。

ブラッドピットとかと、めっちゃ会話するので、注目してください。

まさかのあの曲が・・・

日本が舞台なので、ゆかりのある曲が登場します。

たとえば、坂本九の上を向いて歩こう。

アメリカでは、スキヤキです。

ほかにも、ラストの戦闘シーンのとっても良いところで、まさかの曲が流れます。

元は洋楽のカヴァーですが、あの当時の日本語バージョン。

ラグビー好きは要チェックです。

まさかのカメオ出演

ただでさえキャラが多いこの映画ですが、あっと驚くカメオ出演があります。

ブラッドピットの最近の映画がらみで2人。

監督がらみで1人です。

超大物の一瞬の姿にびっくりしますよ。

まとめ:ストーリーは強引だけど絶対楽しめる!

伊坂幸太郎ファンで小説のイメージで入ると、びっくりするかもしれません。

ちゃんとしたストーリーというより、マリアビートルという原作をハリウッドがめちゃくちゃにした作品と思った方が良いかもしれません。

日本の設定もちゃんとしてないし、後半の伏線回収も強引。

絶対死ぬはずの行動で死ななかったりとめちゃくちゃくです。

でも、すっごく楽しい映画です。

めちゃくちゃなストーリをしっかりまとめる監督とブラッドピットら俳優さんの力量はすごいです。

びっくりするアクションも多いので、ぜひ映画館で!な作品です。

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