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マンガ

二月の勝者7巻の感想※中学受験と友達の関係

二月の勝者7巻の感想

今年の7月から柳楽優弥さん主演でドラマ化する二月の勝者-絶対合格教室-の7巻を読みました。

ちなみに、日本テレビ系の土曜ドラマらしいので、結構いい時間帯でやるみたいです。

どの巻も考えさせられるのですが、この巻はトクに思うところがあったので、感想を書きます。

キーになるのが友達関係です。

二月の勝者7巻のあらすじ

二月の勝者7巻の裏表紙
二月の勝者7巻のあらすじはこんな感じです。

中学受験塾・桜花ゼミナールは10月に突入。
ついに志望校を決める面談がスタート
「ここから親子ともに皆 極まっていきます」

上位クラスに挙がったことでレベルの差に委縮してしまった生徒が・・・
自信回復の秘策とは?

自習室でトラブルが発生。
「小学生女子は人間関係で簡単に成績が落ちます」
解決に導く方法は?

志望校・併願パターン決定には、
偏差値だけでない様々な要件が・・・

自分で目標を見つけ始めた生徒経ち、
我が子を思う保護者達の千差万別の希望に応え、
最良の選択に導く黒木の面談とは!?

(引用:二月の勝者7巻、背表紙より引用)

二月の勝者7巻の感想:友達関係が受験におよぼす影響は大きい

二月の勝者7巻 表紙

二月の勝者は、時系列にストーリーが進んでいきます。
7巻の目次はこんな感じです。

7巻のテーマは、受験と人間関係です。

九月のテーマは、受験勉強と友達関係

九月の主題は、友達関係と受験勉強です。

小学生は、塾や学校の友達との関係がとても重要で、勉強に影響が出るという話です。

理衣沙という女の子は、自分より成績が下だと思っていた佳苗の成績が上がったことで意地悪をします。

小テストをお互いに答え合わせをするときに、わざと点を悪くしたり、消しゴムを隠したり・・・

それがもとで、佳苗は、不安になり、成績が落ちます。

二月の勝者の主人公の塾講師の黒木は、席替えすることで対抗します。

理由は、‟小学生女子は人間関係で簡単に成績が落ちる”からです。

対して、柴田まるみは、上のクラスのΩに入ったことで、勉強についていけなくて悩みます。

彼女は、席替えで隣になった直江ジュリに憧れつつも、賢い彼女に圧倒されます。

自信をなくす彼女ですが、小テストの答え合わせをすることで、彼女も間違えることに気づきます。

また、一緒にジュリの家の美容室に行ったあと、口ゲンカをすることで、彼女の気持ちを分かり、前向きになります。

受験勉強は大事ですが、友達関係に問題があると、勉強は前に進みません。

親は子供の友達関係について、気づくようで、気づきません。

受験前になると、子どもが勉強をちゃんとしてるかどうかがメインになりますが、ちゃんと勉強ができる環境を整えられているかが大事と分かります。

十月のテーマは、受験勉強と親子関係

十月は、親子関係です。

十月は、志望校をどこにするか、本格的に決定する時期です。

志望校を決めて、過去問を進めて、何回もやり直すことで、本番に備える感じです。

なので、志望校をどこにするかが大事ですが、親と子で同じ志望校にすることはなかなかできません。

親は、学校に行くのは子供と言うことを認識できていません。

わたしも子供が高校受験をしたときを考えると、子供のことをちゃんと考えていたと自信がもてません。

最低でもこれくらいの学校に行ってほしいとか、大学の付属校の方が安心とか、色々ありますが、
子供が行きたい学校ではないと、受験勉強に身が入らないということも考えないといけないと思います。

十月については、次の巻にも続きそうです。

まとめ

二月の勝者は、評判になっていることを知って、朝日新聞の書評に載っていたこともあって、読んで気に入った漫画です。

ドラゴン桜の二番煎じっぽい感じですが、負けないくらいに、中学受験について、作者が調べられていることに関心します。

毎巻、資料として参考にした書籍が掲載されていますが、すごい量です。

ドラゴン桜はテクニック重視な感じですが、
二月の勝者は、高瀬志帆さんという女性漫画家さんの作品なので、
保護者や小学生に寄り添った作品になっている気がします。

7月のドラマも楽しみですし、
次の巻も楽しみです。

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