カラオケ行こ!の映画を見てきました。
原作漫画ファンのわたしも納得のデキ!
とても良かったです。
実写映画「カラオケ行こ!」のあらすじ、感想、続編の話。
とくに、紅について書きます。
映画 カラオケ行こ!の公式サイト、予告編等
まずは、実写映画、カラオケ行こ!の基本情報です。
映画名 | カラオケ行こ! |
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公開日 | 2024/1/12 |
上映時間 | 107分 |
原作 | 和山やま |
監督 | 山下敦弘 |
脚本 | 野木亜紀子 |
公式サイト | https://movies.kadokawa.co.jp/karaokeiko/ |
予告編
映画 カラオケ行こ!のあらすじ
あらすじは、漫画と同じなので、簡単に!
森丘中学校合唱部部長の岡聡美君は、突然、ヤクザの成田狂児に声をかけられます。
「カラオケ行こ!」
組のカラオケ大会での最下位を何とか阻止するために、歌がうまくなるコツを教えてほしいとのことです。
最下位になると、刺青好きで、絵心地獄の組長に、嫌いな刺青を彫られてしまうとか・・・。
いやいやながらも練習に付き合うことになった岡君、狂児との不思議な関係が始まります。
くわしくは、漫画の方で
映画 カラオケ行こ!の感想
和山やま先生好きで、原作漫画だけでなく、続編のファミレス行こ!も読んでますが、とても良かったです。
成田狂児役の綾野剛さん、岡聡美約の齋藤潤君が予想以上にハマっていたこともそうですが、とにかく「紅」です。
紅にはじまり、紅に終わる「紅だぁぁぁ!」
漫画でも、X-JAPANの「紅」がメインのカラオケ曲ですが、映画は、もっと紅が出てきます。
予告編にも出てますが、狂児はとにかく、紅を歌います。
想像するよりも多めに!
そして、紅が漫画よりもストーリーに重要に関わってきます。
紅にこんな意味があったとは思いませんでした。
あと、主題歌でもあり、エンディングに流れる曲も、リトルグリーンモンスターがカバーする「紅」です。
綾野剛演じる成田狂児が完璧
綾野剛さんの好演が光ります。
雨に濡れた刺青がシャツに透けて見える成田狂児の後ろ姿から始まり、ちょっとシリアスか?と思いました。
でも、そのあと、岡君を誘って、カラオケ天国に行ってからの怒涛の関西弁。
関西出身のわたしにも違和感ない感じです。
もともと、「ヤクザと家族」などの映画で、ヤクザ役は演じていて、お手の物。
コミカルな役ができるの?と思っていましたが、これも良かった。
あと、何より、岡君を優しく包む感じがとても良かったです。
齋藤潤演じる岡聡美も良かった
もう一人の主人公、岡聡美を演じたのが齋藤潤さんです。
2007年生まれの16歳、劇中の岡君が中学3年生の15歳なので、年齢もぴったりです。
漫画とは顔が違うとは思いましたが、雰囲気は完璧。
ちょっと陰キャな感じだけど、キレると毒舌になるところが良かった。
あと、やっぱり最後の紅です。
とにかく、カラオケ行こ!は「紅」な映画です。
まとめ:実写化じゃなく映画化で面白く良い映画。続編は3年後?
ほぼ漫画どおりでしたが、違う部分もありました。
漫画では、岡君の独り言や語りで、ストーリーが展開していました。
でも、映画は、独り言などのナレーションがありません。
パンフレットに書いてあったのですが、実写化でなく映画化にこだわったそうです。
単なる実写化なら、ナレーションやCG使った吹き出しで、独り言を表現しても良かったと思うのですが、それはせずストーリーでカバーされていたので、とてもリアルに見れました。
とくに違っていたのは、岡君が公式幽霊部員として所属する映画見る部です。
ずっと狂児に振り回される岡君が、唯一自分の気持ちを語れる場で、それが見てる映画とうまくつながっていました。
そういうこともあって、漫画のコミカルさにプラスして、狂児の岡君に対する愛が感じられる、ちょっと良い話になっていました。
わたしも、岡君の紅のシーンでは、うるっときました。
個人的な意見ってわけでなく、XなどSNSの口コミも好評です。
続編もありそうです。
漫画の続編「ファミレス行こ」と同じなら、齋藤君が大学生になった3年後くらいになりそうですね。