終末のワルキューレ7巻の感想です。
6巻から始まったヘラクレスvsジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)の戦いが決着します。
6巻は、両雄の生い立ちがメインでしたが、7巻は、バトルを繰り広げます。
終末のワルキューレ7巻のあらすじ【少しネタバレ】
第26話 真相
第27話 底なしの愛
第28話 最後の御業
第29話 勝ったのはオレだ
ヘラクレスの左腕をぶったぎったジャック・ザ・リッパー。
神器以外で、神を傷つけたと思われたのですが、その真相は、ジャックの神器錬成にありました。
ジャックと神器錬成したワルキューレは、十一女フレック。
彼女は、武器をガチャつかせる者。
ジャックは手に触れたもの全てを神器にする力を身につけ、ロンドンの町、すべてを凶器として、ヘラクレスと戦っていたのです。
圧倒的な悪意のもと、ヘラクレスを倒すため、罠をしかけるジャック。
対するヘラクレスがジャックに向けたもの。
人間から神になったヘラクレス。
彼は、人間の悪いところをすべて知りつつも、ジャックに愛を向けます。
ヘラクレスは、ジャックを人間を救うため、第十二の御業を発動、決着をつけるための戦いに挑みます。
終末のワルキューレ7巻の感想
圧倒的にずるがしこく卑怯で絶対悪のジャック・ザ・リッパー。
人間の代表なので、応援したいところですが、悪意のかたまりで、感情移入しづらいです。
対して、神の代表ヘラクレスは絶対善の正義。
ジャックがどんなに卑怯なことをしても、正攻法、まっとうなやり方で戦います。
こちらに感情移入したくなります。
ただ、ジャックに感情移入して読んでOKな内容でした。
ヒーローとしてのヘラクレスがどういう判断をするかがこの巻の見どころです。
「Dear GOD」
ジャックがこれを言うシーンがあります。
ジャックは、ほんとうに悪に染まりきれるのか、ヘラクレスがどうするのか・・・
その描写が良い感じになっていると思いました。
終末のワルキューレ7巻の試し読み
終末のワルキューレ7巻の試し読みですが、まんが王国が一番多く見れます。
最初の15ページの試し読みができるので、気になる方は、こちらから
まとめ
切り裂きジャックを通て、人間の悪意を、
ヘラクレスを通して、神の善意を
まるで親子の構図のようなストーリーの巻でした。
これで4回戦まで終わりました。
神 vs 人間の戦いは、2対2のイーブン。
第5回戦は、破壊神シヴァ vs 伝説の相撲取り 雷電為衛門です。
雷電為衛門をどう描くかが見ものです。
違う漫画ですが、バキ道でも、今は、相撲がメインになっています。
伝説の相撲取りをどんな風に描くかが楽しみです。