wifi7対応ルーター「TP-Link Archer BE9300」を買いました!
※amazonでは、amazon限定品として、BE550で販売しています。
TP-Link Archer BE7200を買い、1.8Ghz超えの速さになったのですが、
Wifi7対応ですが、6Ghzのトライバンドには対応していませんでした。

トライバンド対応になれば、2G超えもあるのでは?と思い、ヤフオクで安かったので買ったのがこの無線LANルーターです。
ただ、思うようにはいかなかった・・・・
メリットとデメリットについて、クチコミレビューします。
TP-Link Archer BE9300の基本性能
無線LAN | 6GHz:5760Mbps(802.11be) 5GHz:2880Mbps(802.11be) 2.4GHz:688Mbps(802.11be) ※11be、11ax、11ac、11n、11a、11g、11bに対応 |
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有線LAN | WAN 2.5Gbps×1 LAN 2.5Gbps×4 |
利用間取り目安 | ~4LDK/3階建 |
接続台数 | 120台 |
チャンネル幅 | 320Mhz対応 |
CPU | 4コア 1.5GHz |
暗号化 | WPA,、WPA2,、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise (802.1x)対応 |
対応技術 | デュアルバンド、MU-MIMO、OFDMA、エアタイムフェアネス、DFS、4ストリーム、MLO(Multi-Link Operation)、4K-QAM、Multi-RU、EasyMesh、Alexa&Googleアシスタント対応、IoTネットワーク |
IPV6対応 | transix、v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクトなど |
サイズ | 76(W)×231.7(D)×203(H) |
重量 | 約1.1kg |
消費電力 | 39.6W |
公式サイト | https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/archer-be550/ |
TP-Link Archer BE9300の開封レビュー
TP-Link Archer BE9300の内容物
箱はこんな感じです。
開けたら本体があり、その下に・・・
電源アダプターの箱と、説明書が入った箱があります。
TP-Link Archer BE9300の前面です。
真ん中にステータスLEDがあり、全点灯で正常、!の形で点滅すると、異常って感じです。
LEDコントロールボタンでオフにもできます。
下の3つのボタンは、左から下記の通りです。
・WPSボタン・・・長押しでWPS接続が有効
・Wi-fiボタン・・・長押しでWi-Fiのオンオフ
・LEDボタン・・・長押しでLEDのオンオフ
TP-Link Archer BE9300の背面です。
上の部分に、設定等が書いてあり、
その下の真ん中の4つのLANポート(黒)が2.5GbpsのLANポート。
その下のLANポート(青)が2.5GbpsのWANポートで、光回線などのLANケーブルはここにつなぎます。
LANポートの左下がUSB3.0ポートで、USBディスクなどをつなげばファイルサーバとして使えます。
その下が電源アダプターを刺すところ。
USB3.0の右横がリセットボタンで、付属の細い針金で一定時間押せば、工場出荷状態に戻せます。
その下が電源ボタンで、オンオフの切り替えができます。
BE9300は、BE7200と比べて、大きめです。
高さは変わらないのですが、幅と厚さが一回り大きく、ごついです。
ただ、ステータスを示すLEDの感じが良くて、スタイリッシュな感じです。
TP-Link Archer BE9300の実測※350Mbps
わたしの自作PCにつないでときの実測ですが、350Mbpsでした。
・インターネット回線 eo光10ギガコース
・eo光10ギガレンタルルーターからブリッジモードでTP-Link Archer BE9300に接続
・PTP-Link Archer BE9300は、6Ghz 11be 160Mhzで接続
・無線LAN子機 自作PCのマザーボード、ギガバイトのB850 AORUS ELITE WIFI7 ICE付属のRealtek® Wi-Fi 7 RTL8922AE 2880Mbps
・ルーターは2階、測定用PCは3階
トライバンンドになれば、速くなるのでは?と思ったのですが、実際は、遅かったです。
悪い数字を取ったのではなく、数回試して、これくらいでした。
TP-Link Archer BE7200が、1.8Gbpsの実測だったので、5分の1程度の速さです。
WANが2.5Gbpsがネックだったようです。
BE7200の10Gbpsと比べて、4分の1のスピードしかありません。
BE7200、Aterm PA-WX6000HP、eo光の多機能レンタルルーター(eo-RT150)との速度比較
同じ条件でのBE7200、eo-RT150、PA-WX6000HPとの速度比較です。
BE7200 | 1.8bps |
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PA-WX6000HP | 1.6Gbps |
eo-RT150 | 850Mbps |
BE9300 | 350Nbps |
トライバンド対応で、無線LANのスピードは一番速いBE9300が、一番遅い結果となりました。
BE9300以外の3機種は、すべて10GbpsのWAN搭載の無線LANルーターです。
10Gの光回線の場合は、WANが10Gbps対応というのは必須ですね。
TP-Link Archer BE9300のメリットとデメリット
TP-Link Archer BE9300のメリット①:トライバンド
BE9300のメリットは、トライバンドであることです。
6Ghz帯は、2.4Ghzや5Ghzと違い、ほかの電波の干渉をうけづらく安定しています。
わたしの環境では、WANの弱さでスピードが出ませんでしたが、WANが10Gbpsであれば、BE7200より速かったのでは?と思います。
TP-Link Archer BE9300のメリット②:MLOが使える
Wifi7のメリットの一つであるMLO(Multi-Link Operation)が使えます。
BE7200と同じですが、MLOは、複数の周波数帯を同時に使う技術で、Wifi7は、2.4Ghzか5Ghzに同時につなぐことができ、高速化と安定性の両方を実現できます。
TP-Link Archer BE9300のメリット③:有線LANとして2.5Gbpsが4つ使える
BE9300は、有線LANの性能の良さがメリットです。
BE7200と違い、2.5Ghzが4つあるので、有線LANでつなぐなら、安定したスピードを実現できそうです。
TP-Link Archer BE7200のメリット④:USBファイルサーバ、ワイヤレススケジュールなど
Tp-linkのルーター共通の機能かもしれませんが、ほかにも、機能があります。
USBファイルサーバ
ルーターの後ろにUSBディスクを指すと、wifiネットワークで共有して使うことができます。
設定すれば、外からのアクセスも可能とのこと。
ワイヤレススケジュール
Wifiネットワークを自動的にオフするスケジュールが設定できます。
オフ時間の開始と終了、曜日を選べるので、平日に家に誰もいないときは、オフにしておこうとか、子供の教育のため、夜10時以降は、wifiを切るとかができます。
その他
そのほか、EasyMesh機能、特定のデバイスの接続を制御するアクセスコントロールなど、機能はかなりあります。
個人的に、iphoneアプリのWi-fiツールキットも使えました。
場所ごとにwifiのアンテナの強さを測れるので、子機のアンテナをどこに置けば良いのかわかります。
機能は、BE7200と同じで盛りだくさんです。
TP-Link Archer BE9300のデメリット※WANが10Gbpsでない
デメリットは、WANが10Gbpsじゃないことです。
10Gの光回線を利用している場合、WANは10Gbps必要です。
WANが2.5Gbpsなら、光回線のスピードがそのまま4分の1になり、それを無線LANとして、Wifiに飛ばすので、WAN10Gbpsのルーターと比べれば、速度が遅くなるのはしょうがないですね。
まとめ:WAN2.5Gbpsが痛い
ヤフオクで安いと思って入札して買ったのがBE9300です。
Wifi7対応トライバンドルーターで期待したのですが、WAN2.5Gbpsがやっぱりネックになりました。
ちなみに、ほぼ同性能で、WANが10GbpsのBE550pro(BE9700)という商品があり、これを先に知っていればと思います。
この商品なら2G超えもあるかも・・・
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