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映画「フォールガイ」のあらすじと感想と俳優※スタントマン愛にあふれる映画

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映画「フォールガイ」のあらすじと感想とキャスト※スタントマン愛にあふれる映画

映画「フォールガイ」を見てきました。

主演ライアン・ゴズリング、ヒロインがエミリー・ブラントの作品。

監督は、「デッドプール2」「ワイルドスピード／スーパーコンボ」「ブレットトレイン」で、おなじみのデヴィッド・リーチ。

1980年代に放送された、人気テレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』のリメイクですが、ストーリーはオリジナル。

アクションもすごいですが、コメディなのに知らぬ間に巻き込まれるジェットコースタームービー。

最初から、最後まで、スタントマン愛あふれる作品です。

Contents
  1. 映画「フォールガイ」の公式サイト、予告編等
  2. フォールガイのあらすじ
  3. フォールガイの感想
  4. フォールガイの俳優(キャスト)・登場人物
  5. まとめ：ザ・スタントマンな映画

映画「フォールガイ」の公式サイト、予告編等

まずは、映画「フォールガイ」の基本情報です。

映画名 THE FALL GUY(フォールガイ)
公開日 2024/8/16(日)
2024/3/1(米)
上映時間 127分
監督・製作 デヴィッド・リーチ
製作 ケリー・マコーミック
脚本 ドリュー・ピアース
配給会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
公式サイト https://fallguy-movie.jp/

予告編

フォールガイのあらすじ

主人公は、腕利きのスタントマン、コルト・シーバース。

ハリウッドの人気アクションスター、トム・ライダーのスタントダブル(スタントの代役)として、活躍する彼。

ただ、落下スタントの事故で、スタントマンを廃業することになります。

それから、18か月後。

レストランの駐車場係をしていた彼の元に、プロデューサーのゲイルから、スタント復帰の電話。

一度は拒否する彼ですが、映画監督直々のオファー。

それも監督が、元カノのジュディ・モレノと聞き、復帰することになります。

復帰すぐから、キャノンロール(車を8回転させる)、火だるまスタントなどの過酷なスタントをこなす彼。

でも、もう一つのミッションがありました。

それは、ゲイルからのトム・ライダーを探して・・・というもの。

身代わりになる人という意味もあるfall-guy。

撮影のために落ちるコルトが、落下スタントだけでなく、恋にも罠にも落ちます。

どんな危険な現場をこなすスタントマンのコルトは、危機を跳ね返して、サムズアップできるのでしょうか！

フォールガイの感想

デヴィッド・リーチ監督の期待通り、面白い作品でした。

スタントマン出身の監督だけに、アクションは完璧。

コルトとジュディのラブロマンス、仕かけられる罠に心が奪われます。

個人的に、KISSの曲など、音楽も良かったです！

スタントマン愛あふれるスタントマンの映画


スタントマン出身、ブラッドピットのスタンドダブルもしていたデヴィッド・リーチだから作れるアクション映画。

スタントマン愛に溢れます。

アクション映画には、身体を張って、見せ場をつくるスタントマンが欠かせません。

VFXやCGIなど、コンピューターも進化しましたが、迫力のある映像はまだ。

コルトは、昔ながらのスタントマン。

危険なスタントは、彼しかできません。

実際、劇中でも、危険なスタントがいっぱい。

ギネス世界記録を超える超ド級のアクションは、見ものです。

注目のスタントはこちら！

ギネスを更新！キャノンロール

車がくるくる回転するスタント。

これまでの世界記録、2006年「007／カジノ・ロワイヤル」で達成した7回転を超える8回転半しています。

結構、序盤で、コメディっぽい感じで登場しますが、要チェックです。

ごみ収集車でのカーチェイス

シドニーのハーバーブリッジを舞台にした長尺のカーチェイスもすごいです。

奪われたものを取り返すために、コルトが普通に、車にのって、ごみ収集車に追突して、追いかけます。

スタントマンだから、できても違和感がないのは、うまい設定です。

ブルースクリーン背景で撮影するのが一般的だそうですが、この映画では、実際のロケーションで撮影したとか。

だから、迫力がすごい。

顔が普通に映るので、ここは、主演のライアン・ゴズリング自らやったらしいです。

70メートルのカージャンプ

カースタントの花とも言えるのが、カージャンプ。

今回、70メートルのカージャンプがあります。

危険で壮大なカージャンプなのですが、ストーリー的にとても笑える大ジャンプ。

いろんな意味でスカッとするジャンプが見れます。

ヘリコプターからのハイフォール

こちらもアクション映画でおなじみのヘリコプターに飛び移るアクション。

そして、飛び移った後に、ヘリコプターから地上に着地する驚異の45メートルのハイフォールです。

スタントマンの映画なので、安全に降りるために、下にエアバッグを敷いたりする場面も見れます。

これを実現するために、スタントマンをはじめ、みんながどれだけ頑張るのかが見れるのも良いところです。

エンドロールにも注目

フォールガイは、エンドールにも注目です。

ジャッキーチェンの映画でおなじみNG集のように、スタントマンが活躍するメイキングが見れます。

劇中、コルトらスタントマンがめっちゃがんばるシーンを見た後。

顔を隠さず頑張るスタントマンの姿が良くて、泣きそうになります。

映画は、こういう裏方さんの頑張りでつくられているのか！ってところが分かります。

必ず、見てください。

最後の最後にもちょっと映像があるので・・・

ストーリーにも注目


アクションがメインの作品なんですが、ストーリーも良いです。

ストーリーの核は、コルトとジュディのラブロマンス。

監督とスタントマンという立場で再会した二人。

でも、ジュディは、フラれたと思っているので、パワハラのように、コルトにひどいスタントをさせます。

特に、コルトを火だるまにして、恋の告白をさせながらの数テイクは見もの。

恋愛トークバラエティをみんなで見ている感じ！

うまくいきそうになっても、トムライダーを探すという別の指令でぐちゃぐちゃになったり。

知らぬ間に、ラブロマンスとミステリーに引き込まれている感じです。

ブレット・トレインもそうでしたが、デヴィッドリーチは、大筋に、小ネタをまぶすのが得意ですね！

個人的に、ライアン・ゴズリングというスタントダブルを使っている側のイケメン俳優をスタントマン役にして、めっちゃアクション俳優の悪口を言わせているのが面白かったです。

メタ構造ってやつですね。

上映時間127分と聞くと長く感じるかもしれませんが、途中から一気に進むジェットコースタームービー。

飽きさせないし、最後に、仲間が増える感じもとても良いです。

フォールガイの俳優(キャスト)・登場人物

ライアン・ゴズリング／コルト・シーバーズ役


本名は、ライアン・トーマス・ゴズリング。
生年月日は1980年11月12日の43歳のカナダ出身です。
「ラ・ラ・ランド」で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートのほか、「ブレードランナー2049」「ファースト・マン」「グレイマン」「バービー」などに出演。
同じカナダ人のライアン・レイノルズに雰囲気が似てますね。

エミリー・ブラント／ジョディ・モレノ役


本名は、エミリー・オリビア・ローラ・ブラント。
生年月日は、1983年2月23日の41歳のイギリス出身です。
「プラダを着た悪魔」でハリウッドに進出し、ゴールデングローブ賞助演女優賞等にノミネートされたほか、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「クワイエット・プレイス」「オッペンハイマー」などに出演しています。

アーロン・テイラー＝ジョンソン／トム・ライダー役


生年月日は、1990年6月13日の34歳、イギリス出身です。
「キック・アス」の主演のほか、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のクイックシルバー役、「ゴジラ」「テネット」などのメジャー作品のほか、「ブレット・トレイン」では、タンジェリン役も務めました。
小ネタですが、コルトがトム・ライダーの部屋に入ったとき、いろんなものがありましたが、その中に、キックアスのマスクっぽいものもあった気がします。

ウィンストン・デューク／ダン・タッカー役


生年月日は1986年11月15日の37歳、トリニダード・トバゴ出身。
「ブラックパンサー」のエムバク役で、「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ／エンドゲーム」「ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー」などに出演しています。

まとめ：ザ・スタントマンな映画

コメディアクションで、実際、楽しい映画だったのですが、最後のエンドロールでスタントマンの仕事紹介映像が出てきたときにウルっときました。

良く考えると、最初もそうで、スタントマンの仕事の紹介ムービーのようです。

スタントマンは、映画の中で、もっとも危険なことをしている職業。

スタントをこなした後に、サムズアップ(親指を立てる)をしますが、それは大丈夫というサインと言うよりも、必ずそれをするようにと教えられているそうです。

大丈夫じゃなくても、周りにアピールする。

それで、顔が出ないので、替えがきく仕事と言われる。

会社員の俺と一緒かも・・・ちょっと思ってきちゃいます。

かなりきつい仕事ですが、華やかな映画を支えるためにやっている！

スタント出身のデヴィッド・リーチは、

「スタントマンも頑張ってる！」

と言いたかったような気がします。

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