ポケモンに似すぎではないかとおなじみのパルワールド。
体験版をダウンロードしてみたところ、面白そうだったので、やり始めました。
ただ、始めたところ、わたしの組み立てPCでは、スペックが足りません。
そこで、メモリとグラボを交換して、そこそこ動くようになりました。
できるだけ安く、そこそこ動くようにした、わたしのパルワールド用のPCの設定について書きたいと思います。
パルワールドの最低スペックと推奨スペック
まず、パソコンでパルワールドをするためのスペックについてです。
ポケモンライクな可愛い絵柄のパルワールドですが、スペックは厳しめです。
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | Windows 10 or later (64-Bit) | Windows 10 or later (64-Bit) | CPU | i5-3570K 3.4 GHz 4 Core | i9-9900K 3.6 GHz 8 Core | メモリ | 16GB | 32GB | グラボ | GeForce GTX 1050(2GB) | GeForce RTX 2070 |
パソコンを持っていても、グラボ(グラフィックボード)がないと、最低スペックでも動かすことができません。
ちなみにこの最低スペックは、ゲームの画質など、すべてを最低にして、ようやく動くレベルです。
そして、推奨スペックのRTX 2070ですが、2世代くらい前のグラボですが、結構、高めです。
快適にパルワールドをやるには、エントリークラスではなくミドルクラス以上のゲーミングPCが必要になります。
わたしのPCのスペックではパルワールドは重かった
パルワールドを始めたときのわたしのPCのスペックは下記です。
CPU | Ryzen 5 3500 |
---|---|
メモリ | DDR4 2666/16GB(8GBX2) |
グラボ | GEFORCE GTX 1650 OC 4GB GDDR5 |
HDD | SSD 256GB |
マザーボード | B450M S2H |
コロナのときに、テレワークにも使えると思って買った組み立てパソコンなので、少し前の仕様です。
ただ、グラボがあり、最低スペックはクリアしているので、パルワールドも動くだろうと思い、体験版(無料試用版)をダウンロードして、試してみました。
→XBOX Palworld 無料試用版
なんとか動いたので、steamでパルワールドを買いました。
楽しく始めたのですが、やたらと止まるので、画質等を最低スペックにしました。
それでも、なにかのタイミングでフリーズします。
フリーズすると、タスクマネージャーで終了してやり直すしかありませんでした。
最低スペックはクリアしているので、普通に動くときもあるのですが、何かのタイミングでフリーズするそんな感じでした。
ちなみに、マルチ設定も切り、シングルプレイにした、できる限りの低スペックでそんな感じです。
メモリを16GBから32GBにして、フリーズせずに遊べるように!
何かとフリーズを回避するために、メモリをアップしました。
ひとまず、倍にすれば大丈夫だろうと思い、32GBにアップしました。
買ったのは、下記のCFD販売のDDR4 2666 (PC4-21300) 32GB(16GB×2枚)です。
CFD販売は、メルコの子会社で、無線LANでおなじみのバッファローのグループ会社です。
決めた理由は、メモリ相性保証サービスです。
7700円ほどの出費になりましたが、画質は最低スペックですが、フリーズせずに、パルワールドを遊べるようになりました。
グラボをGeForce GTX1650からRadeon RX6650xtに変更※画質をアップしたくなりました
楽しくパルワールドをやっていたのですが、攻略法をみるために、youtubeを見たのが失敗でした。
攻略動画の画像の綺麗さにびっくりしました。
最低画質では、パルの可愛さやリアルさが違います。
あと、最低スペックでは描画領域が近いので、遠くのものが歩くたびに少しずつ見えてくる感じです。
一度、キレイなパルを見ると、自分のPCのパルが可哀相に見えてきます。
なんとかしたいと思い、グラボを交換することにしました。
選んだのは、Radeon RX6650xtです。
GeForce GTX1650を使っていたので、そのままGeforce系列のRTX3060やRTX4060にアップグレードしたかったのですが、高い!
そこで見つけたのが、ドスパラ限定モデルのMSI Radeon RX 6650 XTです。
Geforce系でなく、AMDのRadeon系ですが、3DMark Time Spy Graphics Scoreによれば、
・RTX4060 10598
・RX6650xt 9867
・RTX3060 8810
と、3060より上で、値段が30800円。
1万円ほど安かったので、これにしました。
初めてのグラボの交換だったので、取り付けには苦労しました。
GeForce GTX1650は、補助電源がいらないPCIバスに差すだけのタイプだったので、取り付けるだけでOK。
交換したRX6650xtは、補助電源が必要で、最初は、それを差すのを忘れていて、画面が真っ黒の表示。
説明書を確認して、補助電源が必要なことを知り、PCケースの背面から、電源コネクタを出して、やっとうまく行きました。
グラボを交換して、やっと、画質を最低から、中以上に変更できるようになりました。
パルがキレイに可愛くなったほか、遠くまで見渡せるようになり、パルワールドの景色が変わりました。
良く考えてみると、3000円のソフトに、パーツで、4万円近くかけていますが、満足しています。
反省点は、CPUとやっぱりGeforce系?
普通にパルワールドができるようになり、満足はしているのですが、反省点が二つあります。
CPUと、Geforce系にすれば良かったと改めて思うことです。
CPUがRyzen 5 3500と非力
グラボを交換したのは、良かったのですが、CPUがRyzen 5 3500と非力なので、パフォーマンスを発揮しきれていないような気がします。
今までなかったのですが、やたらとファンが高速回転するようになりました。
会社の同僚に聞くと、グラボもあるので、そういうものですとは言われたのですが、RX6650xtには、もう少し高性能のCPUが良さそうです。
Ryzen 7 5700xが欲しくなりました。
DLSS対応のGeforce系が良かったかも
グラボを買い替えて、後で知ったのですが、グラボは、Geforce系が良かったかもしれません。
その理由は、パルワールドがDLSSに対応していることです。
DLSSこと、ディープラーニング スーパー サンプリング テクノロジは、AIを使用し、低解像度の画像を高解像度にする、NIVDAの独自技術です。
Geforce系は、これが使えます。
パルワールド以外にも、サイバーパンク2077など、対応ゲームが多そうです。
DLSS
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/technologies/dlss/
まとめ:思った以上に、出費がかさみました
アーリーアクセスで3000円で始められるということで、買ったパルワールドですが、快適な使用を求めているうちに、結構なお金がかかりました。
でも、満足はしています。
ただ、それは、パルワールドが面白いからです。
巷では、ポケモンに激似と言われていますが、ゲームをやっていると、マイクラの方が似てる気もします。
拠点づくりをして、アイテムや作業場を充実させるために、木を伐採したり、石を集めたり。
それを仲間のパルたちが手伝ってくれるのが楽しいところです。
あと、マップがかなり広大なので、探索する楽しみもあります。
グラボを買ったので、壮大な地形も見れて、ゼルダのブレスオブワイルド的な探索の面白さもあります。
パルワールドの世界に没頭するために、PCのスペックを上げている感じです。
自作PCは、プラモデル感覚で面白いですね。
ちなみに、すでにryzen 7 5700xは購入済み。
CPUも買えないと、気が済まなくなってきました。