息子のPCのWiFi環境の改善のために購入して、速さにびっくりしたのが、TP-Link Archer TXE70UH/AXE5400です。
自宅の無線LANルーターをWi-Fi7に対応するTP-Link Archer BE7200に交換。
ルーターを変えれば、WiFiも早くなると思ったのですが、息子のPCは、Wi-Fi6で1200Mbpsの無線LAN子機(無線LANアダプタ)に対し、500Mbpsくらいのスピードでした。
十分速いのですが、息子がApex Legendでパケロスが出るので、なんとかしたいらしく、それなら、無線LAN子機を変えるべきということで、この商品にしました。
息子のPCで、約500Mbps → 約1.3Gbpsと大幅アップし、パケロスも解消しました。
そこで、わたしのPCでも試してみました。
わたしのPCのWiFiの環境は、Wi-Fi7の2880Mbpsなのですが、それと肩を並べるどころか、計測のタイミングでは、超えるほどのスピード。
メリットとデメリットについて、TP-Link Archer txe70uhのクチコミレビューをしたいと思います。
TP-Link Archer TXE70UH/AXE5400の基本性能
無線LAN | 6GHz:2402Mbps(802.11ax) 5GHz:2402Mbps(802.11ax) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) ※11ax、11ac、11n、11a、11g、11bに対応 |
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アンテナ | ハイパワートライバンドアンテナ×2 |
ワイヤレスセキュリティ | WEP, WPA/WPA2/WPA3, WPA-PSK/WPA2-PSK, WPA2-Enterprise, WPA3-Enterprise 192bit mode |
ワイヤレスモード | インフラストラクチャーモード |
送信パワー | 6GHz: 16dBm (FCC) 5GHz: 15dBm (FCC) 2.4GHz : 15dBm (FCC) |
USB | USB3.0対応 |
サイズ | 30.5(W)×14.8(D)×111.7(H) |
アクセサリー | クレイドル、延長ケーブル:1.2m |
公式サイト | https://www.tp-link.com/jp/home-networking/adapter/archer-txe70uh/#overview |
TP-Link Archer TXE70UH/AXE5400の開封レビュー
TP-Link Archer TXE70UHの箱の表面はこんな感じ
裏面はこんな感じです。
箱に入っているのは、USB接続の無線LAN子機とそれを載せるクレイドル、クレイドルには1.2mのUSBケーブルがつながっています。
無線LAN子機とクレイドルを合体させるとこんな感じ
本体の上の部分は、アンテナになっていて、上に開くことができます。
パソコン本体につなげると、ランプが光ります。
TP-Link Archer TXE70UH/AXE5400の実測※1.8Dbpsのスピード
TP-Link Archer TXE70UHを接続した実測がこんな感じです。
・インターネット回線 eo光10ギガコース
・eo光10ギガレンタルルーターからブリッジモードでTP-Link Archer BE7200に接続
・PTP-Link Archer BE7200は、5Ghz 11be 160Mhzで接続
・ルーターは2階、測定用PCは3階
TP-Link Archer TXE70UHがPC上で表示される情報はこんな感じ
↓
実測値は下記!

1.8Gbpsのスピードでした。
このスピードは、自作PCのWifi7無線LAN子機(2880Mbps)とほぼ同じスピードです。
マザーボードの無線LAN子機の性能は、上記の通り2880Mbpsと、TXE70UHの2402Mbpsと比べて、約1.2倍。
↓
実測は下記

よく見ると、アップロードのスピードは、TP-Link Archer TXE70UHの方が上になっています。
Wi-Fiのスピードは、計測のタイミングで上下することがあるので、TXE70UHの方が性能が上と断言はできません。
ただ、性能がかなり高いということは言えると思います。
TP-Link Archer TXE70UHのメリットとデメリット
TP-Link Archer TXE70UHのメリット①:Wi-Fi6E対応で性能が良い
TP-Link Archer TXE70UHの一番のメリットは、性能の良さです。
Wi-Fi6E対応で、6Ghz帯にも対応、最大2402Mbpsなので、Wi-Fi7対応など、高性能な無線LANルーターにも速度対応ができます。
実際、わたしのWiFi環境では、Wi-Fi7対応の無線LAN子機とほぼ変わらない実測スピードになりました。
TP-Link Archer TXE70UHのメリット②:クレイドルと1.2mのUSBケーブルでアンテナの位置を変えられる
USBタイプの無線LAN子機は、PCのUSBポートにそのまま差すだけのものが多くありますが、TP-Link Archer TXE70UHは、クレイドルがついていて、USBケーブルの長さが1.2mあるところもメリットです。
WiFiは同じ家や部屋でも、アンテナの感度が変わって、スピードが変わります。
無線LANルーターとの距離だけでなく、金属に干渉したり、コンクリートなどの素材に遮断されたりと、単純ではないです。
TXE70UHは、クレイドルに乗せて、アンテナの位置を変えられます。
地味ですが、効果的です。
ちなみにうちの息子は、USB3.0の延長ケーブルをつなげて、部屋のよりWiFiアンテナが通る場所に置いています。
TP-Link Archer TXE70UHのメリット③:アンテナを開くと感度が増す
TXE70UHは、アンテナ部分を開くことができます。
地味ですが、開くと感度が増し、WiFiのスピードが速くなります。
TP-Link Archer TXE70UHのデメリット:説明が分かりづらくドライバがインストールしづらい
TXE70UHについて、製品的なデメリットはありませんが、説明が分かりづらいです。
説明書もありますが、日本語の部分が分かりづらかった・・・。
ちなみに、息子の環境では、TP-Link Archer TXE70UHを差すと、ドライバのインストール画面が出てきたのですが、わたしの環境では出ませんでした。
ちなみに、TP-Link Archer TXE70UHのドライバは、公式サイトの下記のページにあります。
https://www.tp-link.com/jp/support/download/archer-txe70uh/
ダウンロードして、Zipファイルなので、解凍し、SetupInstall.exeを実行します。
本当に実行しますか?などと聞かれましたが、詳細情報ボタンを押して、インストールしました。
インストール後に、Archer TXE70UHを指せば、WiFiを使えるようになりました。
知識があったので良かったですが、わかりづらいのは良くなかったです。
バッファロー、エレコムのUSB無線LAN子機(無線LANアダプタ)との比較
他のメーカーのUSBタイプ無線LAN子機(無線LANアダプタ)の比較はこんな感じです。
商品名 | 性能・価格 |
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TP-Link Archer TXE70UH |
6GHz:2402Mbp 5GHz:2402Mbps 2.4GHz:574Mbps USB3.0 卓上用USB延長ケーブル1.2m付き 4,136円 |
バッファロー WI-U3-2400XE2/N |
6GHz:2402Mbp 5GHz:2402Mbps 2.4GHz:574Mbps USB3.2 卓上用USB延長ケーブル1m付き 5,300円 |
エレコム WDC-XE2402TU3-B |
6GHz:2402Mbp 5GHz:2402Mbps 2.4GHz:574Mbps USB3.0 6,500円 |
3つともWi-Fiの性能はほぼ同じですが、TP-Link Archer TXE70UHが一番安いです。
ちなみに、バッファローのWI-U3-2400XE2/Nは、USB3.2対応ですが、USB3.2(Gen1)対応なので、速度は、USB3.0と変わらず、転送速度は最大5Gbpsです。
エレコムのWDC-XE2402TU3-Bは、卓上用のクレイドルやアダプタがないのが痛いです。
まとめ:Wi-Fi6E対応もWi-Fi7対応子機と変わらないスピード
息子が買ってよかったと言っていたので、自分のPCで試してみたのですが、わたしの自作PCのWi-Fi7対応子機と変わらないスピードでびっくりしました。
ちなみにTP-Linkには、Wi-Fi7対応のUSB無線LAN子機もありますが、1.8Gbpsのスピードが出たら、これで十分です。
無線LANルーターは高性能なのに、パソコンのWi-Fiのスピードが上がらない、無線LAN子機をアップグレードしたいなら、コスパの良いTXE70UHがおすすめです!。
もっとスピードを求めるなら、Wi-Fi7無線LAN対応子機のArcher TBE400UH/Aもあります。